國學院大學 公開講座

國學院大學オープンカレッジとは

國學院大學のオープンカレッジは、國學院大學の伝統と実績に基づく学問を、年齢・学歴等を問わず、すべての人々に開放し、人生をより豊かな充実したものにする一助となることを願い、1992(平成4)年に7講座で産声を上げました。
2014(平成26)年度に一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)では、儀式継創委員会を発足させ、儀式文化継承のための検討、儀式創新などに取り組み始めました。その具体的な方法の一つとして、また消費者にこうした取り組みを伝える方法として、國學院大學のオープンカレッジに協力して特別講座を開講し、開催運営を行っております。(互助会保証㈱・㈱冠婚葬祭総合研究所と共催)。

※國學院大學 公開講座は、2017(平成29)年度より全互協から一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団へ移管されました。2016(平成28)年度までは関連リンクより全互協をご覧ください。


2024(令和6)年度 オンライン公開講座

講座名 『死者と生きる―私たちはいかに向き合ってきたのか―』
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社
講座内容

本講座では、これまで日本社会の中に存在してきた死生観について、とりわけ「死者との向き合い方」から考えてみたいと思います。
人々が「死」をいかに捉え、死者との間にいかなる秩序を築いてきたのかを知ることは、反転して、私たちの「生」のあり方を照射することにもつながるでしょう。
古代から現代に至るまで、人々の生活や社会のなかで育まれてきた「死者との向き合い方」を、多様な学問の観点からお話いただきます。

  テーマ 講師 (敬称略)
第1回 人間・遺体への認知とモニュメント化―原始・古代日本列島の場合― 笹生 衛 國學院大學 教授
第2回 中近世の日本人と「死後」のイメージ 今井 秀和 共立女子大学 講師
第3回 死者との距離―葬送の場と人― 川嶋 麗華 國學院大學 助教
第4回 社会的な死の文化史―ハンセン病者をめぐる儀礼― 柏木 亨介 國學院大學 准教授
第5回 民話にみる死と生―蘇生・鎮魂・転生― 飯倉 義之 國學院大學 教授
配信方法・配信期間
オンデマンド(録画配信)・講座配信開始から1か月間
コーディネーター
大道 晴香 國學院大學 准教授

産学連携事業

 

2023(令和5)年度 オンライン公開講座

講座名 『物語の中の「生と死」』
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社
講座内容

本年度は、現代日本人の「生と死」を考えるための鍵となるような作品を選んで登場人物の生き様、死生観を考えてみようと思います。
どの作品も古典として私たちの間で広く読まれ続けてきたものです。私たちが人生や死生観について考える際に参考となる作品を選んでみました。個々の人物の研究者を講師陣にお招きしてお届け致します。

  テーマ 講師 (敬称略)
第1回 古事記 松本 久史 國學院大學 神道文化学部 教授
第2回 竹取物語 山田 利博 國學院大學 文学部 元教授
第3回 源氏物語 竹内 正彦 國學院大學 文学部 教授
第4回 東海道中膝栗毛 中村 正明 國學院大學 文学部 教授
第5回 人間失格 吉岡 真緒 國學院大學 文学部 非常勤講師

 

2022(令和4)年度 オンライン公開講座

講座名 『私たちの生き様―死ぬことと生きること―』
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社
講座内容

「國學院大學オープンカレッジ特別講座」は、2022(令和4)年から「オンライン公開講座」として再出発いたします。(一財)冠婚葬祭文化振興財団は儀式文化継承のための検討、儀式創新などに取り組んでおり、「オンライン公開講座」はその事業の一環として実施しているものです(互助会保証㈱と共催)。
本年度は、現代日本人の「生と死」を考えるための鍵となるような人物を選んで、彼ら彼女の生き様、死生観を考えてみようと思います。どの人物も著名で、私たちが人生や死生観について考える際に参考となる人物を選んでみました。個々の人物の研究者を講師陣にお招きしてお届け致します。

  タイトル 講師 (敬称略)
第1回 宮沢 賢治―私のような醜い体でも焼ける時には小さな光を出すでしょう 大澤 千恵子 東京学芸大学 准教授
第2回 柳田国男―自分の子どもが死ぬという体験をしたことによって、なんかものごとがよく見えるようになったという感じ 小川 直之 國學院大學 名誉教授
第3回 親鸞聖人―人の命は日々に今日やかぎりとおもい、時時に只今や終わりと思うべし 藤丸 智雄 浄土真宗本願寺派総合研究所 副所長
第4回 夏目 漱石―則天去私 石川 則夫 國學院大學 教授・副学長
第5回 岸本 英夫―宗教学者の死―死とは人生最大の別れである 石井 研士 國學院大學 教授

 

2021(令和3)年度 オープンカレッジ特別講座

講座名 『死後の世界―死ぬことと生きること―』(オンデマンド講座)
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社
講座内容

人類の歴史を見ていると、ネアンデルタール人の時代から「死後の世界」に対する関心が存在したことがわかります。その後時代を経て様々な宗教が発生しましたが、どの宗教も「死後の世界」について言及しています。
ところで、現代日本に住む私たちは、特定の宗教に依拠することができず、死後の世界も曖昧です。私たちの理性は、天国や地獄といった世界を容易に信じることを拒否しています。それでも「いつかは死ぬ」わけですから、死後の世界が気にならないわけはありません。
世界の諸宗教がどのような死後の世界を描いてきたか、ネアンデルタール、クロマニヨン、ギリシャ・ローマ、ゾロアスター教、仏教、キリスト教、神道、そして現代日本の「よみがえり」について考えることで、よりよく生きる手がかりを探したいと思います。

  タイトル 講師 (敬称略)
第1回 イントロ:三つの「死者の書」から 石井 研士 國學院大學 教授
第2回 天国、地獄と煉獄―キリスト教の死後観 鶴岡 賀雄 東京大学 名誉教授
第3回 神道の幽冥観 松本 久史 國學院大學 教授
第4回 輪廻と転生、解脱―仏教における生死 宮元 啓一 國學院大學 名誉教授
第5回 現代における「よみがえり」 石井 研士 國學院大學 教授

 

2020(令和2)年度 オープンカレッジ特別講座

新型コロナウイルス感染症の影響により國學院大學オープンカレッジは中止になりました。

 

2019(令和元)年度 オープンカレッジ特別講座

講座名 『豊かに生きる―納得できる死を迎えるために―』
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社
講座内容

人生わずか50年といわれた時代ははるかに遠く、現在の平均寿命は男性81歳、女性87歳である。そして近い将来、寿命は百歳を超えることが予想されている。我々はいつまでも元気で健康な日々を過ごすことを望み、若さや美しさを維持することを願っている。
他方で、高齢になっても子どもを頼ることはますます難しくなり、人間関係も狭くなっている。夫が亡くなったときに妻が「死後離婚」を宣告することもあるという。
かつて日本人の間には、死に方と死者を祀る方法について、共有された考え方とやり方がありました。しかしながら、近年になって、葬送の儀礼は大きな変化を見るようになりました。
儀礼の変化は私たち日本人の世界観、死に関しての変容を背景にしています。もはや伝統的な「死に方」が通用しなくなったときに、私たちはどうしたらいいのでしょうか。
現代日本社会における「死」の問題を、儀礼文化を通して考えます。

  タイトル 講師 (敬称略)
第1回 私たちは死にたいのか、それとも不死を願うのか 石井 研士 國學院大學 教授
第2回 死者とともにまっすぐ生きる―東北被災地の周辺から― 高橋 原 東北大学 教授
第3回 高齢化社会の老いと死―民俗学の視点から考える― 関沢 まゆみ 歴史民俗博物館 教授
第4回 葬式は誰がするのか、してきたのか―死ぬことと送ること:民俗伝承からのメッセージ 新谷 尚紀 國學院大學 元教授・国立歴史民俗博物館 名誉教授・国立総合研究大学院大学 名誉教授
第5回 日本人の死生観の論じられ方―臓器移植問題を契機にして 渡辺 和子 東洋英和女学院大学 教授

 

2018(平成30)年度 オープンカレッジ特別講座

講座名 『儀式創新―過去から学ぶ現代の潮流―』
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社/株式会社 冠婚葬祭総合研究所
講座内容

私たちはそう遠くないうちに平均寿命100歳を経験することになります。私たち日本人を取り巻く社会的環境は大きく変化しています。「人生を健康で長く、豊かに、幸せにすごしたい」という思いはますます強くなっているように思います。
一方で、生涯独身率は急速に上昇し、家族を形成することなく「一人」で人生を過ごす人が珍しくなくなりました。かつての血縁や地縁とは異なった人間関係の形成が求められています。
今、あらためて誕生から死に至るまでの物語を、婚礼 ・ 葬儀の 儀礼文化を通して考えたいと思います。たんなる伝統的な儀礼の復活ではなく、100歳の生涯を豊かに生きていくための「儀式創新」を提唱したいと思います。

講座日程・内容
  講座日程 14:30~16:00
1 5月18日(金) 皇室の結婚式~儀式の流れからお料理の献立まで 季刊『皇室』(株式会社 扶桑社)編集長 伊豆野 誠
2 6月15日(金) 若者の意識―恋愛事情から結婚観まで― ㈱ニッセイ基礎研究所 久我 尚子
3 7月13日(金) 葬儀におけるさまざまな儀礼の意味 国立歴史民俗博物館民俗研究系
准教授 山田 慎也
4 10月19日(金) 現代日本にみる死生観の変化 東北大学
総長特命教授 鈴木 岩弓
5 11月16日(金) ライフ・シフト―人生百年の儀礼構想 國學院大學
副学長・教授 石井 研士
コーディネーター
石井 研士 國學院大學 教授・博士(宗教学)・副学長(専門分野:宗教学・宗教社会学)
司会進行
松本 昌子 國學院大學 神道文化学部 学務補助員
出演者プロフィール(敬称略)
  • 伊豆野 誠 (いずの まこと)

    ㈱扶桑社 『皇室』編集部 編集長
    昭和37年、熊本県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、TBSブリタニカ入社。『ニューズウィーク日本版』編集部勤務を経て、産経出版社に入社、『週間サンケイ』編集部で記者として従事。昭和62年、産経出版と扶桑社合併。『週間SPA!』編集部勤務となる。副編集長を経て平成12年、『月間ビジネスSPA!』編集長、平成13年、『季刊 皇室』編集長に。編集長としての出版物に『皇后さまのご親蚕』、『熊野古道 公式完全ガイド』、『フクワウチ伊勢』など多数。また、最近では、神社本庁監修による「神社検定公式テキスト」である『神社のいろは』『遷宮のつぼ』の執筆等も手がけている。

  • 久我 尚子 (くが なおこ)

    ニッセイ基礎研究所
    2001年㈱エヌ・ティ・ティ・ドコモ入社。2007年独立行政法人日本学術振興会特別研究員(統計科学)採用。2010年ニッセイ基礎研究所生活研究部門。2016年7月よりニッセイ基礎研究所生活研究部主任研究員
    企画会社及び食品流通会社経営の傍ら、生活アドバイザーとして執筆・講演活動をしてきた。
    日本マーケティング協会「シニアマーケット委員会」委員(2011~2012年)
    ・内閣府「統計委員会」専門委員(2013~2015年)
    ・神奈川県「神奈川なでしこブランドアドバイザリー委員会」委員(2013年~)
    ・総務省「速報性のある包括的な消費関連指標の在り方に関する研究会」委員(2016~2017年)
    ・東京都「東京都監理団体経営目標評価制度に係る評価委員会」委員(2017~)

  • 山田 慎也 (やまだ しんや)

    国立歴史民俗博物館 民族研究系 准教授
    1968年 千葉県生まれ。国立歴史民俗博物館准教授および総合研究大学院大学准教授を併任。社会学博士。専攻は民俗学。葬送儀礼の近代化と死生観の変容を主な研究テーマとする。1992年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業。1997年 慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学後、国立民族学博物館COE研究員、国立歴史民俗博物館民俗研究部助手を経て、平成19年8月に現職となる。

    著書
    『現代日本の死と葬儀 葬祭業の展開と死生観の変容』(東京大学出版会)、共編著に『変容する死の文化 現代東アジアの葬送と墓制』(東京大学出版会)、『冠婚葬祭の歴史』(水曜社)、『近代化のなかの誕生と死』(岩田書院)などがある。

  • 鈴木 岩弓 (すずき いわゆみ)

    東北大学 総長特命教授・名誉教授
    東北大学 教養教育院
    専門 ・・・ 宗教民俗学・死生学
    1982年東北大学大学院満期退学後、島根大学助教授などを経て2000年に東北大学大学院文学研究科教授(宗教学)。平成17年3月に定年退職し、同4月より東北大学総長特命教授。震災後の2012年4月からは文学部に「実践宗教学寄附講座」を設置し「臨床宗教師」の養成を進める。

    著書
    『いま、この日本の家族―絆のゆくえ―』(弘文堂)、『変容する死の文化―現代東アジアの葬送と墓制―』(東京大学出版会)など。

    産学連携実績
    布教では無く、超宗派超宗教的見地からグリーフケア、ターミナルケアそして医療者のための宗教的ケアができる「臨床宗教師」の養成を目指してきたが、今では龍谷大学・上智大学など全国の八大学が追随し、公立病院での雇用も始まり社会実装が進んでいる。

 

2017(平成29)年度 オープンカレッジ特別講座

講座名 『変わる社会―これからのシニア世代―』
共催
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団/互助会保証 株式会社/株式会社 冠婚葬祭総合研究所
講座内容

日本人の寿命は延び、平均寿命は男性が約81歳、女性が87歳となりました。私たちはシニアの長い時代を生きています。
かつては「隠居」といって、一線を退いてそれまでの人間関係や俗世から離れ、山野に隠れ住むような習慣がありました。しかしながら現代の日本社会では、新たな領域や可能性にチャレンジするシニア世代も少なくありません。一方で、体力の衰えや、家族構造の変化によって、従来当たり前とされてきたことがそのままできないと感じる機会もあります。
変わる社会の中で、シニア世代がこれから迎えるさまざまな問題を、いくつかの視点から取り上げて考えたいと思います。シニア世代がより豊かに暮らしていくためにはどうしたらいいのか、儀礼文化を通して考えます。

講座日程・内容
  講座日程 14:30~16:00
1 5月19日(金) 「死」とどのように向き合えばいいのか―変りゆく日本人の死生観― 国立歴史民俗博物館
民俗研究系 准教授 山田 慎也
2 6月16日(金) 独居問題と高齢者の暮らし方 フリーランスライター
生活アドバイザー 石川 由紀
3 7月14日(金) 地域医療・在宅医療のこれから ―介護と向き合うヒント― 介護ジャーナリスト
介護福祉士 小山 朝子
4 10月20日(金) 団塊世代は高齢社会を変えるのか ㈱博報堂新しい大人文化研究所
所長 阪本 節郎
5 11月17日(金) シニア年代と豊かさ(儀礼文化の面から) 國學院大學 教授
副学長・教授 石井 研士
コーディネーター
石井 研士 國學院大學 教授・博士(宗教学)・副学長(専門分野:宗教学・宗教社会学)
司会進行
松本 昌子 國學院大學 神道文化学部 学務補助員
出演者プロフィール(敬称略)
  • 山田 慎也 (やまだ しんや)

    国立歴史民俗博物館 民族研究系 准教授
    1968年 千葉県生まれ。国立歴史民俗博物館准教授および総合研究大学院大学准教授を併任。社会学博士。専攻は民俗学。葬送儀礼の近代化と死生観の変容を主な研究テーマとする。1992年 慶応義塾大法学部法律学科卒業。1997年 慶応義塾大大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学後、国立民族学博物館COE研究員、国立歴史民俗博物館民俗研究部助手を経て、平成19年8月に現職となる。
    単著に『現代日本の死と葬儀 葬祭業の展開と死生観の変容』(東京大学出版会)、共編著に『変容する死の文化 現代東アジアの葬送と墓制』(東京大学出版会)、『冠婚葬祭の歴史』(水曜社)、『近代化のなかの誕生と死』(岩田書院)などがある。

  • 石川 由紀 (いしかわ ゆき)

    フリーランスライター・生活アドバイザー
    1990年に「単身けん」(ひとりで生きるために、単身者の生活権を検証する会)が発足し、27年間事務局長として会員の様々な困りごとに関わり、解決の道を探ってきた。
    企画会社及び食品流通会社経営の傍ら、生活アドバイザーとして執筆・講演活動をしてきた。
    教育関係・女性問題・生活関連の各市民団体で世話人としての活動歴も40年を超える。

    著書
    「なぜか誰も教えない 60歳からの幸せの条件」情報センター出版局(2004.9)
    「老後を豊かに生きる ひとり暮らし安心術」 情報センター出版局(2008.8) 他多数

  • 小山 朝子(こやま あさこ)

    介護ジャーナリスト/介護福祉士
    東京都生まれ。20代から約10年にわたり洋画家の祖母を介護。当事者・ジャーナリスト・介護職の視点から執筆するほか、各地で講演。ラジオNIKKEIの番組レギュラー出演をはじめ、テレビ、雑誌などを通じて、独自の論を展開している。「ワーク介護バランス」(全3巻)ほか著書多数。
    現在、日本在宅ホスピス協会役員、高齢者アクティビティ開発センター講師・評議員、東京都福祉サービス第三者評価認証評価者、All About(オールアバウト)「介護福祉士」ガイドなどもつとめる。
    2017年、『小学生からの介護マニュアル(仮)』(講談社)を刊行予定。

  • 阪本 節郎 (さかもと せつお)

    ㈱博報堂 新しい大人文化研究所 統括プロデューサー
    1975年早稲田大学商学部卒業。㈱博報堂入社。食品・トイレタリー・自動車・OA・金融等のプロモーション企画実務を経て、プロモーション数量管理モデル・対流通プログラム等の研究開発に従事。その後、商品開発および統合的な広告プロモーション展開実務に携わりつつ、企業のソーシャルマーケティングの開発を理論と実践の両面から推進。地域社会・NPO・環境・高齢者・教育サイトなどのテーマに取組む。2000年エルダービジネス推進室開設を推進し、2011年新しい大人文化研究所を設立、所長を経て現在に至る。企業映像フェスタ経団連会長賞(最高賞)(1997年)、「消費者のためになった広告」銀賞(1999年)受賞。「少子高齢社会と生活者の意識変化・動向変化」を専門領域としている。
    著書に「巨大市場『エルダー』の誕生」(プレジデント社2003年7月 共著)、「団塊サードウェーブ」(弘文堂2006年1月)。「団塊の楽園」(弘文堂2007年2月 共著)など。

  • 石井 研士 (いしい けんじ)

    國學院大學教授・副学長
    都立小石川高校を経て東京大学文科Ⅲ類へ入学。
    専門課程は宗教学宗教史学科へ。東京大学人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻へ進学。
    その後、東京大学文学部助手、文化庁宗務課専門職員を経て、現在、國學院大學神道文化学部教授(博士・宗教学) 。
    専 門・・・宗教学・宗教社会学
    研究領域・・・現代社会と宗教
    【著書】
    「銀座の神々―都市に溶け込む宗教」(新曜社 1994年)、「都市の年中行事─変容する日本人の心性」(春秋社 1994年)、「データブック 現代日本人の宗教」(新曜社 1997年)、「戦後の社会変動と神社神道」(大明堂 1998年)、「手にとるように宗教がわかる本」(かんき出版 2002年)、「日本人の一年と一生 変わりゆく日本人の心性」(春秋社 2005年)、「結婚式 幸せを創る儀式」(日本放送出版協会 2005年)、「テレビと宗教 オウム以後を問い直す」(中公新社クラレ 2008年)、「プレステップ宗教学」(弘文堂 2010年)など。