5.市民ボランティアグループ上之島地区福祉委員会

○活動団体概要

住民が身近にして切実に解決を求めている問題に、住民自身が取り組んでいくための推進機関として設立

○テーマ

障がい者支援理解啓発事業

○実施内容

新型コロナ感染拡大で、障がい者の生活が苦境に立たされていたなかで、国連が主導するSDGsの「誰ひとり取り残さない持続・可能な共生社会」の建設に寄与する事を目的に、上之島小学校区住民7,000人を対象とし、勉強会や講座等のセミナーを以下の通り開催した。①6月26日(日)13:30 「難聴と認知症」(12名参加)②9月1日(木) 19:30 「災害時要配慮者支援講習会」(15名参加)③9月23日(土)19:30 「アートドネーションについて」(11名参加)④10月15日(土)19:30「手話講座」(10名参加)⑤10月23日(日)13:30「クロマチックハーモニカー演奏」(10名参加)⑥10月30日(日)13:30「障がい児親なきあと」(12名参加)⑦11月4日(金)19:30 「障がい者就労講座」(15名参加)

○事業の効果

コロナ禍の影響は社会的弱者に集中し、障がい者も例外でなくまず実態を知ることのセミナー開催からはじめ、障がいのある方への配慮を正しく理解する啓発ができた。障がい者と健常者のふれあいサロンも開催し、障がい者が作る「小物」を購入し、自治会に「あいサポート通信」のチラシともに配布し、地域共生社会建設に、地域の主な団体(福祉委員会・自治会・まちづくり協議会)が参加する協働体制を強化できた。八尾市の障がい者福祉連合会団体の要望を聞く機会をつくったが、災害時要配慮者への支援を地域全体で取り組む機運が薄いと感じた。そして、行政の担当部署にヒアリングし要配慮者名簿が入手できるようになり、今後は高齢者見守り活動と連携した活動を進めることになった。また、地域内にある大阪府立八尾支援学校の運営評議委員に地域代表として当グループの部長が就任したので、今後は連携を深めていきたい。

〇掲載資料: