〇テーマ:
地域の活性化を目指す高齢者劇団と高齢者の交流事業
〇概要:
永遠の課題と言われる「嫁・姑問題」をテーマに、平易な芝居(35分程度)を通して、これからの「嫁・姑問題」を皆さんに提案、参加名の方々と一緒に考えました。芝居タイトル「アカシヤの花が咲いていました」
〇実施内容:
- 平成30年
- 6月
- シナリオ原案作成準備
- 7月
- シナリオ原案作成
- 8月
- 芝居出演者の決定と稽古開始(週1回の練習)
- 9月
- 公演PRポスター作成、入場整理券作成
- 10月
- チラシ配布開始、ポスター貼りだし、入場整理券配布
新聞等による事業の広報、PR続行、週2回の練習 - 11月
- FM放送で事業PR、民法ラジオで事業を全道へPR
- 12月
- 地域の高齢者施設や病院からの依頼により「出前公演」の日程調整
- 平成31年
- 1月
- 新聞等による事業の広報、PR続行、週3回の練習
- 2月1日
- 第1回「出前公演」釧路市内「北園啓生園」にて 参加者 60名
- 2月13日
- 第2回「出前公演」市内「ほがら館」にて 参加者 40名
- 3月3日
- 第3回「出前公演」老人ホーム「ときわ台ヒルズ」にて参加者100名
- 3月9日
- 「本公演」市内「道立釧路芸術館」にて2回公演 参加者400名
特別企画としてアイヌ民族の伝統楽器「トンコリ」の演奏 - 3月24日
- 第4回「出前公演」市内「杉元内科医院」にて 参加者100名
〇事業の効果:
- どの会場とも今回の芝居「アカシヤの花が咲いていました」を、単なる娯楽として見るのではなく芝居として楽しみながら「何かヒントを得て帰りたい」という雰囲気が感じられ、今回この事業を実施して良かったと感じております。
- どの会場でも、涙を浮かべながら見てくださるお姑さんがいました。「明日からもう少し優しくなれると良いのに」と、ご自分に言い聞かせておられました。また、お嫁さんは、芝居を見た後の感想としては「そうか寄り添うのですね」と爽やかな笑顔で帰宅されました。
- 普段はめったに街へ外出されない高齢の方が今回ご近所のお友達と連れ立って見に来られました。「たまにはこうして街に出るのもいいですね。ちょっとおしゃれもして…」と外出を改めて楽しんでおられたようです。次回も公演のご案内を出してお誘いします。
- ご家族とご一緒に来られた高齢の方は「同じ芝居を家族と一緒に見てお互いの感想を言う。こんなこと初めての経験です。明日から家の中が明るくなりますよ」と、感激されていました。
- 「嫁・姑」の関係だけでなく、ご家族やお友達の関係性も今回の事業実施を通して好転するケースが多くなるように思いました。
- 今回の私共の事業展開は、「地域の活性化」にお役に立てたと自負しております。