〇テーマ:
まちを画廊に 来て見展
〇概要
「まちを画廊に 来て見展」プロジェクト委員会(理事2名、商店主2名、アート教室主幹1名、アートセラピスト1名)を組織し、展示協力店への交渉と作品募集を行い、作品づくりに参加する機会を提供するワークショップを同時に開催した。
〇実施内容
平成30年
- 6月12日
- 第一回 活動方針の確認と展示会予定の確認
- 7月4日
- 第二回 作品募集方法、展示方法の検討、ポスター・チラシ内容検討
- 9月5日
- 第三回 ポスター掲示依頼先の確認
- 9月26日
- 第四回 応募作品依頼先の確認、商店会への協力店舗の検討依頼
- 11月1~9日
- 作品募集期間
- 11月14日
- 第五回 応募状況確認と展示作品確定作業、協力店への搬入・搬出手順確認
- 11月21~22日
- 展示準備
- 11月23日~
- 作品展示・ワークショップ期間(9日間)
展示会場:主会場みつ蛍、白金北里通り商店街協力店9店
来場者数:主展示場 延べ130人、協力店未測定 - 12月1日
- 展示作品の搬出作業、協力店聞き取りアンケート実施
- 12月12日
- 第六回 反省会
〇事業の効果
- 多様な人の幅広い作品がつくる新たな絆
高齢者、ご近所住民、教室活動の交流という“たまり場”活動から新たな繋がりが生まれた。作品内容も幅広く、参加者・訪問者に興味の関心を広げる機会・場の提供となり、身近なアートを通した「共生」の力の可能性を確認できた。 - 商店及び住民とのコラボレーションが生む再認識「自分たちのまち」
「こんなことをしている所なんですね」「こういう作品を作ってみたい」など地区外の住民からの評価によって、商品ではなく住民の作品を通した商店及び住民の協働が、この地区の「まちの特徴」の再認識へつながり、商店及び住民が地域への関心を深める機会となった。 - 「人生の輝き」を再びみんなで楽しむ
高齢になり取り組んできたことを続けられないが作品には思い入れがある、また、故人となった家族の作品が押入れの奥にあるがもう一度見てもらいたい、という思いを活かす展示となった。作品について語り合い、本人と家族はもちろんのこと、作者の「人生の輝き」を広く鑑賞者と分かち合う交流が生まれた。 - だれでも参加できる展示会づくり
「作品を出していないのだけれど」参加してみたかったという来場者の中の思いを受け止めるワークショップ(蛍が集う川づくり)を実施。描いてみたい、創ってみたい気持ちを形に、「こんな参加の仕方もある」ということを伝えられたコーナーとなった。