理事長挨拶

一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団は、人の一生に関わる儀礼である冠婚葬祭に代表される様々な人生儀礼の文化を振興し、次世代に引き継いで行くための事業を行い、我が国伝統文化の向上、発展に寄与することを目的として、2016(平成28)年に設立されました。
本財団では、古来より続く冠婚葬祭文化を見直し、振興し、次世代に引き継いでいくべく、助成金の交付、儀式等への支援、講座の開催、顕彰などの支援事業を行っております。
本財団が実施しております具体的な事業は、主に以下の4つの事業であります。
1つ目は、資格制度事業として、ブライダルプロデューサー資格制度、終活コーディネーター資格制度、グリーフケア資格制度を実施しており、毎年多くの方に受験いただいております。
2つ目は、儀礼儀式文化振興事業として、冠婚葬祭講座のプログラムを推進し、情報サイト(sikisaisai)による一般の生活者への発信を行っています。また、冠婚葬祭産学連携事業として、大学との公開講座、寄付講座を設けております。
3つ目は、社会貢献基金事業として、調査・研究、冠婚葬祭承継事業を行う団体や個人に対する助成を実施しております。
4つ目は、冠婚葬祭総合研究所事業として様々な調査研究を実施しております。
今後も本財団は、一般の生活者の方に冠婚葬祭や年中行事等の情報に触れる機会を増やし、冠婚葬祭や行事が日常の行動としてこれからも実施され、冠婚葬祭文化への関心が高く、文化として継承されていく状態を目指して参ります。

 

2024(令和6)年8月
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団
理事長 佐久間 庸和