4.グリーフケア士資格

 グリーフケア士資格取得により会得できる能力

グリーフケア士資格においては、グリーフケアの基礎知識を持ち、グリーフに気付くことができる。
また、ケアができる人に橋渡しができる能力を備えることができます。

 受験資格

18歳以上であること。

 試験方式

グリーフケア士資格試験は試験会場にてインターネット経由で配信する試験形式(CBT試験)により行います。
CBT=Computer Based Testingの意味。

 試験会場

グリーフケア士資格の試験場所は、委託しているCBT試験の運営会社が試験会場として契約している全国の試験会場にて受験ができます。月~日の全ての曜日で受験可能です(年末年始休業を除く)。また、試験会場によっても異なりますが、1日の中でも受験可能な時間が複数設定されている場合があります。会場、日時は選択して受験してください。

 出題内容

「グリーフケア士テキスト」から出題いたします。

※ 試験会場では、テキストを見ながら回答することはできません。

 出題数と試験時間

出題される問題の数は50問です。試験時間は60分間となります。

 出題形式

グリーフケア士資格試験の出題形式は、CBT多肢選択式+記述式となります。

 合格基準

合格基準は70/100です。(試験結果の点数は非公表です。

 資格検定料

27,500円(テキスト代、受験料、登録料含む 税抜価格25,000円)
受験から登録、登録後の認定証・認定カードの発行までの一式の費用です。一式セットでの購入になります。
(試験の結果不合格であった場合、又は受験後に取り消す場合であっても受験料等は返還出来ません。)

 有効期間と更新

有効期間は5年間として、更新時は手続きが必要になります。(試験はありません)
更新料5,500円(税抜価格5,000円)

 再受験料

受験して合格しなかった場合、再受験が可能です。
再受験料8,800円(税抜価格8,000円)

 テキスト

グリーフケア士テキスト グリーフケアの理論と実際Ⅰ

第一単元 死別と悲嘆
第二単元 グリーフケアの理論と歴史
第三単元 儀礼論と葬制論
第四単元 死を忘れた社会

第五単元 傾聴と物語
第六単元 ケアの代償とセルフケア
第七単元 グリーフケア士の行動指針(ガイドライン)

■監 修  島薗 進 氏(上智大学グリーフケア研究所所長)

■執筆者  粟津 賢太 氏(上智大学グリーフケア研究所客員研究員)

グリーフケアの理論と実際Ⅰ

※ テキスト購入をご希望の方は、株式会社CBTソリューションズの受験者専用サイト(外部サイト)内の「バウチャー+テキスト申込フォーム」よりご購入ください。

[資格監修]上智大学グリーフケア研究所

グリーフケアの必要性の高まりを受けて、2009年4月に日本で初めてグリーフケアを専門とした教育機関として設立。2010年4月からは上智大学に移管され、グリーフケアにかかる研究とグリーフケア、スピリチュアルケアに携わる人材の養成を通して、日本におけるグリーフケアの理解・啓発を行い、グリーフを抱える「悲嘆者」がケアされる健全な社会の構築に貢献する事を目的に研究教育活動を行っている。

 

<制度運営>

一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団
〒105-0003 東京都港区西新橋1-18-12 COMS虎ノ門4F
Tel:03-6273-3930  Fax:03-6273-3935