ブライダルプロデューサー資格認定制度とは?
1)ブライダルプロデューサーの意義
ブライダルプロデューサーは冠婚葬祭互助会業界の資格検定制度であり、冠婚葬祭互助会業界統一の基準を達成していることを一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団(以下「財団」という。)が認定する資格制度です。
ブライダルプロデューサー必修講座は、 個人が各々のペースで学習できるよう 、通信教育方式で実施いたします。
ブライダルプロデューサー認定試験は、受験者の利便性を考慮し、 長期で業務を空けられない方でも、業務の傍ら日々の自己学習によって資格をとることができるよう、CBT方式(Computer Based Testing)で実施いたします。
2)事業の目的
冠婚に関する知識や技能に加え、マーケティング理論、婚礼部門に必要な実践的な知識・技術の習得を目的とし、研修と試験を実施しています。
※ブライダルプロデューサー資格認定事業は、2017(平成29)年度より一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(以下「全互協」という。)から財団に移管されました。
※2016(平成28)年度までは関連リンクより全互協ホームページをご覧ください。
ブライダルプロデューサー必修講座について
ブライダルプロデューサー必修講座は、個人が各々のペースで学習できるよう通信教育方式で行います。長期に業務を空けられない方でも、業務の傍ら日々の自己学習によって資格を取得することができます。
ブライダルプロデューサー必修講座のテキストは定期的に見直され、常にトレンドに応じて最新のノウハウや役立つ情報が盛り込まれています。各分野の専門家により執筆されております。
ブライダルプロデューサー資格(チーフ級・マスター級)の新規取得にあたりましては、ブライダルプロデューサー必修講座を受講し修了することが必須となります。修了者には修了証を発行し、ブライダルプロデューサー認定試験の受験案内を送付いたしします。
<ブライダルプロデューサー必修講座>
研修形態 | 通信教育 |
対象 | 全互協の正会員、準会員又は賛助会員として加盟する企業の従事者。 |
種類 | チーフ級・・・正会員、準会員又は賛助会員として加盟する企業に1年以上在職している方。 マスター級・・・チーフ級を既に取得している方。婚礼業務5年以上の経験を有する方。 |
受講料 | 30,800円(教材/添削指導等、税込) ※チーフ級・マスター級とも必修講座の受講料は同額になります。 |
※募集・受講期間および申込方法・支払方法等の詳細については、別途ご案内する書面資料をご確認ください。
ブライダルプロデューサー資格認定試験について
資格区分と受験資格
①チーフ級
全互協に加盟する正会員、準会員、賛助会員として加盟する企業、又はそのグループ企業に連続して1年以上勤務していること。
ブライダルプロデューサー必修講座・チーフ級を受講し、修了証の発行を受けていること。
②マスター級
全互協に加盟する正会員、準会員、賛助会員として加盟する企業、又はそのグループ企業に勤務していること。
婚礼業務の経験を5年以上有すること。
ブライダルプロデューサー必修講座・マスター級を受講し、修了証の発行を受けていること。
既にチーフ級資格を取得していること。
③グランドマスター級
全互協に加盟する正会員、準会員、賛助会員として加盟する企業、又はそのグループ企業に勤務していること。
婚礼業務の経験を5年以上有すること。
本年度、マスター級の初回更新時期を迎えていること、又はマスター級を1回以上更新し有効に経過していること。
※マスター級を1回以上更新している方は、資格が有効期間内であれば、毎年受験することができます。
※有効期間・経験年数は、例えば2024年1~3月に受験する場合、2024年4月1日から遡って計算する。
試験時間・配点および採点基準
①チーフ級 認定試験
単元ごとにCBT方式試験を行う。試験時間は、1単元につき60分とする。
合格の基準:合計得点が70%以上合計210点以上であること。但し、各単元の得点が50点を下回らない。なお、試験において一部合格は認めない。
②マスター級 認定試験
単元ごとにCBT方式試験を行う。試験時間は、1単元につき60分とする。
合格の基準:各単元とも70%以上の得点各単元70点以上、かつ、合計210点以上であること。なお、試験において一部合格は認めない。
③グランドマスター級 認定試験
単元統一によるCBT方式試験を行う。試験時間は、60分とする。
合格の基準:合計得点が70%以上であること。
有効期間と更新について
①マスター級
マスター級の有効期間は5年につき、資格取得5年度目に更新手続きをしてください。試験サイトにて更新手続きし、講習会を受講することで更新手続きは完了します。
更新年度に上記の手続きをせずに、有効期間5年を経過しますと失効になりますので、ご注意ください。
②グランドマスター級
グランドマスター級の有効期間もマスター級同様、5年につき、資格取得5年度目に更新手続きをしてください。試験サイトにて更新手続きし、講習会を受講することで更新手続きは完了します。
更新年度に上記の手続きをせずに、有効期間5年を経過しますと失効になりますので、ご注意ください。
資格取得費用
<新規取得>
①チーフ級
必須講座受講料30,800円(教材/添削指導等。税込)
認定試験受験料13,200円(受験から登録認定及び認定証・認定カードの発行までにかかる一式の費用を含む。税込)
②マスター級
必須講座受講料30,800円(教材/添削指導等。税込)
認定試験受験料16,500円(受験から登録認定及び認定証・認定カードの発行までにかかる一式の費用を含む。税込)
③グランドマスター級
認定更新受験料16,500円(受験から登録認定及び認定証・認定カードの発行までにかかる一式の費用を含む。税込)
※試験の結果不合格であった場合、又は受験後に取り消す場合であっても料金は返還出来ません。
<更新取得>
①マスター級
更新費用(講習会受講)6,600円(税込)
②グランドマスター級
更新費用(講習会受講)6,600円(税込)
試験の諸手続きについて
受験・問い合わせの取りまとめやシステム登録更新作業等を行っていただく責任者『企業担当者』を互助会ごとに1名以上ご選出下さい。(受験者が受験仮申請してもバウチャーは発行されません。)
『企業担当者』による受験仮申請(代理申請)受験仮申請を受け、受験資格を満たしているかの確認作業を行い、要件を満たしていることが確認できれば受験可能通知(バウチャー購入案内)を、確認できない場合は、受験資格NG通知を行います。運営からの案内や回答はシステムの都合により、各受験者の登録アドレス宛に送られます。受験申請・バウチャーの購入は企業担当者が行うこととなっておりますので、受験する職員・従業員と『企業担当者』は十分に連絡を取って進めてください。(受験本申込は、企業担当者による代理ログインで手続きすることもできます。
また、チーフ級を除き、受験手続きは、講習会へのエントリーも兼ねております。従いまして、マスター級、グランドマスター級の新規試験については講習会の前に受験本申込までを済ませる必要があります。他の資格制度とはルールが異なりますのでご注意ください。
※詳細につきましては、株式会社CBTソリューションズの受験者専用サイト(外部サイト)をご確認ください。
ブライダルプロデューサーのシンボルマーク
■コンセプト
マークにある2つのリングはお客様である新郎新婦を表し、婚礼という儀式を経て2人を結ぶことがブライダルプロデューサーの使命であることを象徴しています。
認定登録と認定証等の発行
認定登録手続きとして、①「ブライダルプロデューサー資格認定証」②「IDカード」が発行されます。登録料、発行手数料は、受験料の中に含まれていますので、新たなお支払いは発生しません。
「IDカード」は、受験申込時にCBTシステムにアップした写真データを基に作成されます。
上記、認定証とIDカードは、CBTシステム上での合否通知後2カ月以内(5月末まで)に登録した住所へ試験業務委託業者から発送することを予定しております。
よくあるご質問Q & A
❶
Q:「ブライダルプロデューサー資格認定試験」は3単元分なので3つ受けることになりますが、1つでも不合格になったら、2つの試験はいずれも及第していた場合でも、これらは無効で来年全部受け直しでしょうか。
A:はい。受験期間中に3単元とも受験しないと不合格となります。また従来と同様、2つの試験はいずれも及第していた場合でも、これらは無効になり、来年全て受け直さないといけません。
❷
Q:以前は「ブライダルプロデューサー資格認定試験」に落ちた人は、翌年度の通信教育「ブライダルプロデューサー必修講座」は免除されていましたが、CBT試験になってもそこは変わらないのでしょうか。
A:はい。新規取得に関しては、原則として「ブライダルプロデューサー資格認定試験」は財団が実施する通信教育「ブライダルプロデューサー必修講座」と一体となって行っていますので、申請は通信教育と連動するものとし、その通信教育が修了後に受付を開始します。試験のご案内はすでに通信教育を修了し、かつ、未だに「ブライダルプロデューサー資格認定試験」に合格していないすべての方に送付いたします。なお、制度改正で更新手続きにおいては、試験がなくなりましたので更新期のみの手続きとなります。
❸
Q:CBT試験の試験問題の形式は何ですか。質問数、配点、合格基準についても教えてください。
A:試験問題の形式と質問数については、(従来の受験者と公平性を保つため)公表しておりません。配点、合格基準については、受験案内もしくは実施要項をご確認ください。
❹
Q:CBT試験に移行する前の試験では、試験開始後30分間は退出できませんでした。CBT試験でも同様でしょうか。
A:いいえ。試験終了次第、各試験センターの指示に従って頂ければご退出は可能です。
❺
Q:CBT試験に移行する前の試験では、試験中に試験時間が残り5分になったら退出できませんでした。CBT試験でも同様でしょうか。
A:いいえ。試験終了次第、各試験センターの指示に従って頂ければご退出は可能です。
❻
Q:チーフ級で、3単元とも試験を受け合格した場合、認定証と認定カードはいつごろ届きますか。
A:試験結果のデータは4月以降に反映され、認定証とIDカードは、CBTシステム上での合否通知後2ヵ月に登録した住所に、試験実施業者である株式会社CBTソリューションズから発送されます。(マスター級は加えて講習会の受講が必要です。)
❼
Q:氏名の漢字が難読字で画面に出てこないです。認定証の字は、やっぱり本名で使っている漢字で印字したいです。
A:試験予約時に入力できる「印字名称変更希望」の入力欄で内容をご記入ください。文字によって対応できる場合と、できない場合がございます。
❽
Q:「ブライダルプロデューサー必修講座」が終わったので、「ブライダルプロデューサー資格認定試験」の手続きをしようと思いますがどうしたらいいですか。
A:受験資格者には、1月中旬に、本人宛に受験案内をお送りします。CBTシステム上で本人に代わって『企業担当者』が受験申請をするところから手続きがスタートしますので、受験案内が到着しましたら、受験申請の依頼を『企業担当者』へお願いいたします。受験者が申請してもバウチャーは発行されません。
❾
Q:受験者専用サイトで受験の手続きをしたのですが、キャンセルするにはどうしたらよいですか。(チーフ級)
A:受験申請して受験の可否を確認した後、バウチャー購入のステップとなりますが、バウチャー購入後のバウチャーのキャンセルはできません。また、バウチャーを使用し試験会場、受験日時の手続きをした後は、3日前迄の受験日の変更は可能ですが、キャンセルはできません。受験は3月31日まで可能です。そのため、バウチャーの使用期限は3月28日となりますのでご注意ください。
❿
Q:「ブライダルプロデューサー資格認定試験」に合格したと通知がありカードが届きましたが、どうやら私の勘違いで、すでに取得していました。
A:間違って受験申請することは考えられますが、受験後に取り消す場合であっても料金は返還出来ません。
⑪
Q:マスター級講習会を受けるため申込は済ませていましたが、当日、オンライン参加することができなくなりました。
A:大変残念ですが、マスター級講習会は必須の新規・更新手続きとなります。講習会を欠席した場合は、新規取得要件、更新要件いずれも満たさないことになり、新規の場合は不合格に、更新手続きの場合は失効になります。
<お問合せ>
問合せ事項 | 問い合わせ先 |
○ログイン ○受験チケット購入 ○受験申込 ○受験上の手続き ○更新申込 ○更新上の手続き ○結果確認 |
株式会社CBTソリューションズ 受験サポートセンター Tel 03-5209-0553(08:30~17:30 ※年末年始除く) 受験に関するお問い合わせ |
○必修講座 ○受験資格審査(審査結果通知) |
株式会社日本コンサルタントグループ ラーニングサポートセンター Tel 03-3565-3729(09:30~15:30 ※土日祝日除く) |
○制度・規程 ○マスタ-級講習会 ○グランドマスター級講習会 |
一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団 〒105-0003 東京都港区西新橋1-18-12 COMS虎ノ門4階 Tel 03-6273-3930(10:00~16:00 ※土日祝日除く) ※その他の(一社)全日本冠婚葬祭互助協会/(一財)冠婚葬祭文化振興財団の試験一覧ページはこちら |
<制度運営>
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