2018(平成30)年度(第20回)社会貢献基金助成事業の助成先が決定いたしました。
審査においては、
①社会への貢献度
②発展性・波及効果
③実施体制、活動内容
④計画・費用の妥当性
⑤全互協への寄与
の5つの観点から審査委員会で厳正な審査を行い、下記の14団体を助成先として決定いたしました。
多数の皆様からのご応募大変ありがとうございました。
2018(平成30)年度(第20回)社会貢献基金助成事業者一覧
分野 | 申請者 | テーマ | 交付額(円) | 備 考 | |
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1 | 研究助成 | 石井 研士 (國學院大學 教授) |
結婚式隆盛期におけるブライダル産業の役割に関する研究ー昭和30年代から50年代を中心にー | 960,000 | 結婚式がホテルや専門式場で行われるのが一般的になる過程において、ブライダル産業が結婚式ついてどのような提案を行ってきたかを明らかにする。 |
林 紀代美 (金沢大学 准教授) |
冠婚葬祭の会食における伝統的献立の消費実態と文化継承に関わる機能・課題の考察 | 700,000 | 石川県及び能登地域を対象に祭事、仏事の会食における地域の食文化継承、地域食材の消費に対する貢献を確認するとともに冠婚葬祭の多面的機能を評価し、この機能が将来も発揮できるような工夫を検討する。 | ||
2 | 高齢者福祉 | 法政大学 大学院 CSR研究所 |
シェアリングエコノミーを活用した高齢者と地域をつなぐ社会参加~つくば市での多世代交流プログラム実践とコミュニティケアの構築~ | 1,500,000 | コミュニティケア(地域での支え合い)体制づくりのために地域貢献活動への参加プ ログラムと、ICTによる地域とのコミュニケーションツールとしての活用を検討する。 |
3 | 障害者福祉 | 朗読ボランティア 野ばらの会 |
リーディングサービス事業 | 500,000 | 公共機関誌や定期刊行誌などをPCにより朗読録音し、CDにした音声データを市内の視聴覚障害者に定期郵送し、正確且つ迅速な情報提供を行う。 |
ふれあいスペース 「ちぇすと」 |
ちぇすと夏祭り2019 | 600,000 | 障害者施設として地元に受け入れてもらうために夏祭りを開催。夏祭りにおいて、施設の活動内容や成果の報告を行い、障害者への正しい理解を得るとともに、地域住民との交流による支援と協力を得るもの。 | ||
国立大学法人 筑波大学 筑波大学附属大塚特別支援学校 | 知的障害のある高校生の心のバリアフリー交流 | 680,000 | 知的障害を持つ高校生が喫茶運営を通じて、高齢者介護福祉施設での利用者や支援員との交流をを行う。また知的障害を持つ高校生と持たない高校生が野外活動やアダプテド・スポーツを通じたインタークルーシブ交流を行う。 | ||
4 | 児童福祉 | 大津夜まわりの会 | 子ども学習支援事業「2019年夏休みこどもひまわりの家」 | 280,000 | 子どもの貧困が社会問題化するなか、一人親家庭や共稼ぎ家庭の子ども達に夏休みの居場所や勉強の場所、昼食、経験体験を提供し、友達づくりや思いでづくりの応援する。 |
らっこの会 | ひとり親等経済的に困難な子の学習支援「のぞみ塾」と「ひとりよりみんなで食べよう=土曜みな食」の継続と「ひとり親・シングルマザーの仕事塾」立ち上げと運営 | 440,000 | ひとり親等経済的に困難な子の学習支援「のぞみ塾」と食事支援「ひとりよりみんなで食べよう=土曜みな食」を行うと共に、「ひとり親・シングルマザーの仕事塾」の運営による自立支援を行う。 | ||
5 | 環境保全 | 御領の古代ロマンを蘇らせる会 | 奈良原・大東古墳群から古代御領を蘇らせる | 210,000 | 縄文から中世にかけての大集落跡「御領遺跡」と「御領古墳群」について本格的な調査や保存策がとられていないことから、分布調査、測量調査を行い、結果を記録、公表して史跡登録につなげ、地域の活性化を行う。 |
特定非営利活動法人 夏花 | 白保サンゴ礁保全のためのグリーンベルト植栽活動 | 1,000,000 | 劣化が深刻化しているサンゴ礁生態系の減少に対し、再生を阻害している要因である陸域(農地)からの赤土の流出を防止するために農地の周辺に在来植物によるグリーンベルト植栽を行う。 | ||
6 | 地域つながり事業 | こどもっちゃ! 商店街実行委員会 |
こどもっちゃ!商店街 | 600,000 | ニートや引きこもりへの対策として「働くって楽しい」という原体験を提供するために、商店街の空き店舗を活用した職業体験を行う。実行委員会、店舗等募集、中高生ボランティア募集、こどもっちゃの開催等を行う。 |
NPO法人 チャルカ・ジャパン | 豪雨災害で被災した高齢過疎の山間地を元気にする鳥屋山(とやさん)登山道再生交流事業 | 680,000 | 九州北部豪雨、西日本豪雨被害により被災した鳥屋山(とやさん)登山道再生と周辺の神社境内の復興整備を、地元高齢者と福岡都市圏に住む人たちとの交流を併せて行う。 | ||
琴ヶ浜池月会 | 大足平(おおあしなこ)制作による地域の世代間交流・繋がりの構築と祭の継承 | 200,000 | 5年おきに大足平(おおあしなこ)製作し奉納してきたが、人的確保が困難なために、10年間製作できず老朽化してきたことから新たに製作する。製作により地区の世代間交流や地域の繋がり、伝統行事の継承を図る。 | ||
特定非営利活動法人 グループゆう (認定NPO法人) |
地域の多様な孤立層を対象に「地域食堂」が行う”セーフティーネット事業” | 730,000 | 地域食堂を媒介に、多様な孤立層に向けて楽しい企画を用意し、人と出会う機会や繋がりを育むことにより孤立予防を行う。食育企画、健康体操、起業インキュベート、引きこもり情報交換会などを実施。 | ||
合計(14件) | 9,080,000 |