〇テーマ:
「浪花の大ひな祭り」
〇概要:
家庭で飾らなくなった雛人形を再利用し、大規模なひな飾りとともに歴史や民俗調
査を踏まえた展覧会を行い、日本の伝統文化を見直してもらうとともに、世界に発信する。また、準備や展示案内に学生が参加することによって、伝統行事の重要性や文化資源の活用を学ぶ活動を行った。
〇実施内容
- ①大学の「暮しの中の文化」という講義において、年中行事や祭礼のしつらいについて取り上げ、「浪花の大ひな祭り」の趣旨を説明した。履修者から雛人形展示の参加者が出た。
- ②「浪花の大ひな祭り」に関連する講演を、冷泉家25代当主・京都美術工芸大学学長の冷泉為人氏に依頼。
- ③「浪花の大ひな祭り」のポスター・チラシを作成。
- ④海南市の紀州ひなめぐり実行委員会と連携し、共同で活動。
2月3日に海南市に下見
2月12日に海南市において、学生が雛飾りの手伝いを実施
2月18日から4月2日まで「浪花の大ひな祭り」を開催
<広報>
-
- ①大阪くらしの今昔館のホームページ、大阪市広報に告知。
- ②大阪市住まいの情報センターの「人まちネットワーク」に掲載。
- ③「浪花の大ひなまつり」の講演会は今昔館と摂南大学が2月初旬に同時リリース。
等
〇事業の効果
- ①「紀州雛めぐり」を開催する「紀州雛めぐり委員会」に余剰の雛人形を寄贈したことがきっかけで、雛めぐり委員会と摂南大学が協力することになった。2月12日に本学学生60名が海南市の雛人形飾りを手伝った。
- ②<節句の歴史>や<雛人形に託された思い>などのテーマでパネルを製作し、「浪花の大ひな祭り」と「紀州ひなめぐり」の会場に掲示し、学生や一般市民に伝統行事の大切さを伝えることができた。
- ③外国語学部の特性を生かし、6か国語の簡略な説明パネルと英語による展示解説を製作し、外国人に日本の伝統行事を理解してもらった。