〇テーマ:
障がいのある人たちの書道展
〇概要:
書道展を通じて障害児童・者が自己を表現する場として、書作品を展示し「障害とは何か」を多くの方々が考える機会を提供し、障害への理解促進を行う。「書」は個性を表現できるツールであり、いろいろな箇所で書を利用した書道活動を展開する契機とする。
〇実施内容:
平成30年11月10日~11月18日 ギャラリー紫雲 来客数186名
- 書道展を実施するにあたり、5月に書道教室の全会員にするか否か問い合わせをしました。書道会員24名のうち20名の参加となりました。その中で、展示をする際に、軸装にするか額装にするか、また作品をどの大きさにするかを検討しながら、作品を作っていきました。
- 書作品をきれいにするために作品の裏打ちには時間がかかるため9月17日までに作品つくりを締め切り、10月上旬に出来上がってきました。
- チラシは10日4日に1000部出来上がり、参加者、障がいがある人が働いている事業者や関係者へ配布を行いました。
- 行政、関係機関にも郵送やメールにて広報活動を行いました。
〇事業の効果:
- 大きな作品を作ることには、皆さん意欲的であり、また親御さんの期待が大きいと感じられましたが、それに応えるように良い作品が出来たと考えます。
- 書作品を作るには、お金が必要で普段は5~6人の人だけが大きな作品つくりをしていましたが、今回助成を受けたことで、20人もの人が大きな作品つくりに挑戦できました。
- 普段は半紙にしか書いていない人たちが、今回の展覧会用に大きな作品を作ったため複数の作品が出来上がり、その中から全国的な公募展に応募した人が8人出ました。もし、受賞が決まれば、個展をすることが出来るため新しい希望が見いだせました。
- 来客の中で、一人の多動の方がどのように書道をするのか想像できないと言われた方がいらっしゃいましたが、静かに書いて楽しそうですとお伝えすると、信じられない様でした。いつもと違う面をお知らせでき、違う才能をも見て頂けました。