2018(平成30)年度(第20回)4.朗読ボランティア 野ばらの会

〇テーマ:

「リーディングサービス事業」

〇概要:

公共機関誌や定期刊行誌などをPCにより朗読録音し、CDにした音声データを市内の視聴覚障害者に定期郵送し、正確且つ迅速な情報提供を行う。

〇実施内容:

(1)助成金交付決定後の経過

令和元年 5月22日
助成金交付決定通書 受理
5月31日
助成金交付申請書 提出
5月31日
助成金受理(口座振込)
6月13日
野ばらの会月例会にて、助成金受理について報告
8月29日
(有)テクノサービスへ再見積書依頼
9月 3日
(有)テクノサービスより再見積書受理
9月12日
(有)テクノサービスへ発注
10月4日
(公財)日本障害者リハビリテーション協会へMyStudio PCソフトウェアライセンス申請
10月15日
(公財)日本障害リハビリテーション協会よりMyStudio PCソフトウェアライセンス取得
10月30日
(有)テクノサービスより納品PC、ソフトウェア、各種周辺機器のセットアップ
11月11日
(有)テクノサービスへ支払い
11月11日
(有)テクノサービスより領収書受領
令和2年 4月 9日
事業報告書 提出

(2) パソコン・周辺機器が納品された月以降の活動実績報告

令和元年 10月
○ソフトウェア使用ライセンス申請((公財)日本障害者リハビリテーション協会宛)
○セットアップ、ソフトウェアのインストール作業
○各周辺機器の接続方法、データ管理・保管の共通理解のために、打ち合わせを実施
令和元年 10月
○公共機関紙(市広報紙/月2回発行、市議会広報紙/年4回発行)を音訳。希望する視覚障害者(10~12名)へ録音CDを無料発送。市広報紙、市議会広報紙ともに、市HPにて音声公開。
○視覚障害者より希望の示された書籍音訳。希望者への録音CD無料発送・貸出(定期刊行誌3種、ほかリクエスト一般書籍)。
令和元年 11月
○公共機関紙(市広報紙/月2回発行、市社協広報紙/年3回発行)を音訳。希望する視覚障害者(10~12名)へ録音CDを無料発送。市広報紙については、市HPにて音声公開。
○視覚障害者より希望の示された書籍音訳。希望者への録音CD無料発送・貸出(定期刊行誌3種、ほかリクエスト一般書籍)。
令和元年 12月
○公共機関紙(市広報紙/月2回発行)を音訳。希望する視覚障害者(10~12名)へ録音CDを無料発送。市広報紙については、市HPにて音声公開。
○視覚障害者より希望の示された書籍音訳。希望者への録音CD無料発送・貸出(定期刊行誌3種、ほかリクエスト一般書籍)。
令和2年 1月
○公共機関紙(市広報紙/月2回発行、市議会広報紙/年4回発行)を音訳。希望する視覚障害者(10~12名)へ録音CDを無料発送。市広報紙、市議会広報紙ともに、市HPにて音声公開。
○視覚障害者より希望の示された書籍音訳。希望者への録音CD無料発送・貸出(定期刊行誌3種、ほかリクエスト一般書籍)。
令和2年 2月
○公共機関紙(市広報紙/月2回発行)を音訳。希望する視覚障害者(10~12名)へ録音CDを無料発送。市広報紙については、市HPにて音声公開。
○視覚障害者より希望の示された書籍音訳。希望者への録音CD無料発送・貸出(定期刊行誌3種、ほかリクエスト一般書籍)。
令和2年 3月
○公共機関紙(市広報紙/月2回発行、市社協広報紙/年3回発行)を音訳。希望する視覚障害者(10~12名)へ録音CDを無料発送。市広報紙については、市HPにて音声公開。
○視覚障害者より希望の示された書籍音訳。希望者への録音CD無料発送・貸出(定期刊行誌3種、ほかリクエスト一般書籍)。

令和元年度利用者数実績

◎公共機関紙
・市広報紙「筑西ピープル」(80分CD 3枚)月2回 利用者:延べ299名
・市議会広報紙「議会だより」(80分CD 1枚)年4回 利用者:延べ46名
・市社会福祉協議会広報紙「まごころ」(80分CD 1枚)年3回 利用者:延べ35名
◎月刊誌など
・「PHP」(80分CD 1枚)月1回 利用者:延べ47名
・「常陽藝文」(圧縮版CD 1枚)月1回 利用者:延べ12名
・「文藝春秋」(80分CD 5枚)月1回 利用者:延べ16名
◎窓口貸出
・貸出数:テープ91本、CD44枚

 

〇事業の効果:

(1)助成金の使用目的
視覚障害者や寝たきり高齢者を対象とした情報伝達支援として、PCを使用した朗読録音による音訳を行っているが、経年劣化によるPCの不具合が見られるため、新しいPCに入れ替え・増設を行い、作業の効率化および将来的にも継続した支援活動の展開を図る。

(2)成果
これまでの不具合によって作業が滞ってしまうことが度々生じていたが、今回の助成によって新しいPCおよび周辺機器を導入することができ、作業効率の改善・向上と、利用者のもとへ音訳データを円滑にお届けすることができるようになった。また、それにより、読み聞かせや小中学校での朗読体験指導、高齢者施設への朗読訪問等、ボランティア活動の幅と頻度を拡充することができた。安心して活動を継続できるかんきょうになったことで、会員一同、より活動に励んでいる。