〇テーマ:
「こどもっちゃ!商店街」
〇概要:
ニートや引きこもりへの対策として「働くって楽しい」という原体験を提供するために、商店街の空き店舗を活用した職業体験を行う。実行委員会、店舗等募集、中高生ボランティア募集、こどもっちゃの開催等を行う。
〇実施内容:
- 4/15
- 実行委員会準備会合(4名)
- 5/22
- 実行委員会準備会合(4名)
- 6/18
- 第一回実行委員会開催(6名参加) 本年度の実施スケジュールや助成金応募状況、実行委員の減少による事務負担の組み換え、昨年度開催時の問題点共有、新規実行委員募集等を議論。
- 7/18
- 第二回実行委員会開催(7名参加) 新規実行委員紹介と担当割振り、まちづくり会社への事務委託、具体的支出項目を含む予算案、次回実行委員会までの作業等を確認。また、事務委託した事務局と正副実行委員長での事務局定例会合実施を決定。
- 8/7,8/20
- 事務局会議開催
- 8/28
- 第三回実行委員会開催(8名参加) 事前に準備した参加確認票等郵送すべき一時書類の封入作業終了後、十周年(第10回)記念事業について検討、8月中の一時書類全発送とホームページリニューアル、新たな広報活動とボランティア募集について検討協議。
- 9/25
- 第四回実行委員会開催(8名参加) 9/12回債の事務局会議での決定事項共有と担当確認、後援共催等進行状況、参加意思団体確認、ボランティア応募状況等進捗共有。
- 10/16
- 第五回実行委員会開催(6名参加) 10/1回債の事務局会議での決定事項共有、冠婚葬祭文化振興財団の中間報告会出席告知、必要物品等確認書類の提出状況、道路使用許可申請状況とブースやイベント配置の暫定図共有、チラシの最終佼了期限の確認と日程調整等確認。
- 10/30
- 第六回実行委員会開催(7名参加) チラシの佼了に向けての最終確認。各小学校への配布日程と担当決め。実行委員の当日参加可否確認と当日担当決定。交通規制告知看板道路設置準備、各ちゅうしゃじょうこくちかんばんせっちじゅんびと日程調整。各種手配備品の担当確認と進行状況共有。
- 11/13
- 第七回実行委員会開催(6名参加) 11/1、11/12回債の事務局会議での決定事項共有。最終の参加団体・共催イベント・無料体験等状況確認と情報共有。当日配布用チラシのお仕事番号等確認とハローワーク用物品準備。引率ボランティア用必要物品確認準備。
- 11/20
- 第八回実行委員会開催(7名参加) ハローワーク実施会場でお仕事カードをボードに貼り付け作業実施後、当日配布用バッグに必要物品・協賛品封入。各ボランティアのシフトと実行委員の当日シフト担当表作成配布。各担当部会別最終確認。
- 11/22
- 第九回実行委員会開催(8名参加)必要物品積み込み・積み下ろし。ハローワーク会場設営
- 11/23
- 当日参加高校生ボランティア64名、一般・実行委員ボランティア28名、お仕事参加小学生延べ636名、参加団体・事業所82社、翌日も実店舗のもっちゃ!換金作業と片付け作業実施。
- 1/21
- 第十回実行委員会開催(7名参加) 各自が感じた課題・問題点・良かった点・悪かった点・次回開催へ向けてのアイディア等を文書化し持ち寄り発表、反省会といて情報共有。
〇事業者のコメント:
「働くって楽しい」と感じる原体験として、延べ636人の小学生に多様な事業者(プロ)の協力を得て職業体験を提供できたが、少子高齢化の影響か2ヶ年連続でお仕事参加社数が減少し、用意したお仕事が残余するという現象が起きている。仕事を体験した子ども達へのアンケートでは、圧倒的に楽しくお仕事をしている感想や将来の夢にまで言及した回答等もあり、事業としての価値や職業観・倫理観の醸成という教育的プログラムとしての目的も果たせていると実感できているが、広報や事前告知等にも工夫が必要な時期に来ているのかもしれないと感じた。参加団体や事業所も協賛企業まで含めると減ってはいないが、商店街内実店舗の参加が増えていないことは残念だと感じている。今年度は貴財団の助成金によって、別途事務局委託の経費を用意する事が初めて可能となり、一部の実行委員や実行委員長ばかりに増大していた負担を多少分散する事ができ、次年度以降に向けての実行委員会内部の意欲が改めて変化・好転したと感じられ、大変ありがたく思う。早朝ハローワークに並ぶ行列の先頭の子どもは、朝5時頃には確認されており、親を含めた負担軽減の為の事前申し込みシステム導入も引き続き検討としているが、予想される問題点等も多く、また、別途予算も必要となる為、貴財団の中間報告会での質疑・要望でも出ていたように、複数年に亘る助成金を減額して次年度も申請してみたいと思う。労働観や職業観を育むことは、働いて稼いでいる両親についても感謝の念をもって考察する機会となり、冠婚葬祭に限らず家族の記念日や社会貢献、ひいては地域活力向上にも寄与できると信じて継続したい。