2019(令和元)年度(第21回)6.コ・エル

〇テーマ:

「けせんぬま福祉力向上計画研修会」

〇概要:

東日本大震災後に多くの障害福祉ボランティアが支援に関わり、その中で出会い、今でもつながりがあり福祉分野で活躍している方を講師として招き、地域の支援体制の更なる向上を目指したいと考え企画した。

実施日 実施内容 参加人数
2020年 9月20日 『褒める達人増産計画』 (オンライン)参加者30名
10月18日 『はたらく幸せ倍増セミナー』 (会場)参加者20名
11月7日 気になることはみんな違う・脳の仕組みを知って明日の○○を変えよう』 (会場)参加者18名
12月19日 『事例から学ぶ、発達障害がある方の就労支援ポイント』 (オンライン)参加者19名
2021年 1月31日 『又村塾in気仙沼・気仙沼で考える地域共生ってなに?』 (オンライン)参加者36名
2月22日 『あをうと読むには?思考の方向転換で問題を課題に変える方法』 (オンライン)参加者23名

6回すべてゲストハウスアーバンを会場として行った。Zoomオンライン形式の講習会主催が初めてだったので講師側、会場側それぞれ詳しいサポーターが必要だった。講師の都合で午前開催の日や、新型コロナウイルス感染症感染対策の外出自粛も重なり、参加人数は計画時の予想を下回った。席の間隔を空けるため会場費がかさんだ。

〇事業の効果:
    • コロナ禍のため研修の機会が減少していた。

⇒コロナ禍であっても感染予防を徹底して講師を招き、あるいは地域によってはZoomを使っての研修会開催が可能であることを事業者も受講者も知ることができた。

    • 障害福祉関連の研修会は障害福祉従事者対象のものしか周知されていなかった。

⇒今回の研修会では障害福祉従事者だけではなく、保健師・教員・保護者・当事者・行政等幅広い市民の方の参加があり興味を持ってもらうことができた。

    • 障害福祉の研修会は難しい内容で一般の方が参加しづらい。

⇒障害福祉の基礎知識、サポート方法、理解についても受講した一人ひとりが家庭や職場で活かすことができる、親しみのあるテーマや楽しんで学べる内容であったため「障害」という枠組みでなく「まちづくり」「人づくり」につなげることができた。

〇事業者のコメント:

今回のアンケート回答では福祉が「まだ自分の周りにいない」「今は必要と思っていない」「先の事…」という認識である方、または「少人数で質問がしやすかった」「実際に講師とお会いしたかった」「2~3時間では足りない内容だった」等、様々な意見があった。「我ごと丸ごと」は地域共生社会につながる活動として継続の必要性を強く感じている。

〇掲載資料: