〇テーマ:
「障がい者の健康づくりと“活動する”を支えるコミュニティづくり」
〇実施内容:
内容 | 参加人数等 | |
---|---|---|
〔ヘルスアップ教室〕 | ニュースポーツを紹介しつつ、健康づくりとスポーツの習慣化を目指した教室を開催。 | 1回約2時間 計12回実施 障がい児・生徒のべ136名参加 |
〔交流イベント〕 | 学校とタイアップしての教員、家族、ボランティアとの交流や他団体の競技会に参加、また、他の地域を訪問し地域の高齢者等との交流を図った。 | 3回実施 のべ59名参加 |
〔ワークショップ〕 | 当該地域の現状を把握し課題の抽出と方策について関係者のアドバイスをいただき勉強会を開催。 | 事前協議・運営検討会等7回 研究協議5回 のべ82名参加 |
〇事業者のコメント:
これまで障がい者の健康づくりは、殆ど地域の保健師に依存していたのが現状であり、特に高知県東部地域では、関心が少なくて取り組む市町村はなかった。また、特別支援学校においても放課後のケアについては実績がなかったのが現状である。そんな中、中芸地域を取りまとめる看護師の理解と協力もあって、徐々に浸透していき、保護者の中からも送迎を協力するから是非継続してやってほしいとの声も聴かれた。一方、学校現場にも何度も足を運び、学校の協力により、何回か教室を開催することができ、参加者が今まで経験したことのないスポーツ体験を楽しんでいる姿を見た時は事業者も勇気をもらった。今後、時間帯やサポート体制の運用等の工夫をすれば彼らのニーズに応えることができるのではないかと思っている。
この1年は、コロナ禍で十分な活動ができなかったかもしれないが、それぞれの地域や学校において、健康づくりの重要性を認識してもらう礎になったと思う。障がい者にとっても自分たちもスポーツを楽しむことができると確信したことは今後の普及発展に大きく影響を与えると確信している。